2026/08/30 23:07
Interior Deco ROMANAの装飾用モールディングは、造形が終わった時点で完成ではありません。
複雑な曲線や葉先、細かな透かし模様まで美しく見えるように、最後は一つひとつ手作業で仕上げています。今回は、普段は商品写真だけでは見えにくい仕上げ工程の一部をご紹介します。
■ 造形後の状態を目で確認
まず、造形したモールディングをさまざまな角度から確認します。
華やかなアラベスクや植物の意匠には、深い凹凸、細い曲線、小さな隙間が数多くあります。形を損なわないよう、光の当たり方を変えながら、表面や縁、内側の抜き部分まで丁寧に状態を確認します。
■ ヤスリで細部を手仕上げ
写真は、小さなヤスリを使って細部を整えている様子です。
葉の先端、鳥の羽根、渦巻き模様の内側など、機械だけでは仕上げにくい部分へ少しずつヤスリを当てます。一度に大きく削るのではなく、意匠の線や立体感を残しながら、手の感触と目視で調整します。
装飾は細かな部分ほど印象を左右します。わずかな引っ掛かりや余分な部分を整え、輪郭が自然につながって見えるまで作業を重ねます。
■ 水性塗料を薄く重ねる
表面を整えた後は、水性塗料を一度に厚く塗らず、細かな凹凸をつぶさないよう薄く塗り重ねます。
広い面だけでなく、奥まった模様や側面にも塗料が行き渡っているかを確認します。塗装後は金網の上で十分に乾燥させ、色むら、塗り残し、表面の状態をもう一度確認します。
水性塗料を使用しているため、お客様ご自身でお好みの色へ塗り替えて楽しむこともできます。お部屋や家具に合わせて、オフホワイト、グレージュ、ゴールド、ブロンズなど、さまざまな表情に仕上げられます。
■ 最後まで人の手で確認
同じデザインでも、曲線の重なりや細部の状態にはわずかな違いがあります。そのため、一定の手順だけで終わらせず、一点ごとの状態を見ながら仕上げています。
造形、手仕上げ、塗装、乾燥、最終確認。Interior Deco ROMANAでは、商品を手に取ったときに装飾の美しさを感じていただけるよう、最後の工程まで丁寧に向き合っています。
壁やドア、家具へ取り付けた際、光と影によって細かな模様が美しく浮かび上がるように。写真では伝わりきらない凹凸や手触りも含め、一つひとつ心を込めて仕上げています。





